2014年 8月度 山行部例会報告
大阪府民の森くろんど池(ソフト)
 





    
  実施日 2014年8月24日(日)
  天  気 曇りのち雨
  参加者 視障:8名  晴眼:8名  合計:16名
  コース 京阪京橋09:00〜私市09:50〜登山口広場10:00体操・準備〜
休憩所11:30〜くろんど池到着12:10昼食・コーヒータイム・ハッピー
バースディ〜出発13:20〜休憩所13:50〜私市駅15:30〜
京橋解散16:30
  感 想

  天気予報では3時過ぎから雨となっていましたが、当日は2時ごろからどしゃぶりの雨に
  なりました。
  みんな滑ってころばないように、一歩一歩安全を確かめ、互いに励まし無事に下山出来た
  時は安堵し感謝しました。
  参加された皆さん本当にお疲れ様でした。
  傘をさしてサポートされた人がいたようでしたが、あのどしゃぶりの雨で、岩場や急登階段を
  サポートするのは適当ではないと思います。
  安全な山行を続けるためにも、お互いに心していきたいと思います。
           





参加者からの感想文

大阪府民の森・くろんど池(ソフト)に参加して

  8月24日(日)曇り空の中、視障8名、晴眼8名、合計16名参加にて、京阪交野線終点の私市駅を
  元気良く、くろんど池に向けて出発しました。
  途中の広場にて、I先生の掛け声の元体操を行い、体をほぐしてハイキングコースを進んで行きました。
  途中、狭い階段状の岩場、セメント・木の橋等変化に飛んだコースを楽しみました。
  約2時間程度でくろんど池に到着。
  そこには、「奈良県生駒市くろんど池」と看板が有り「大阪府民の森」では無かったのかと疑問?
  そこで地図を確認してみると、私市駅は大阪府でしたが、くろんど池は奈良県生駒市。
  すなわち、県境を越えて来たことが分かりました。
  お家に帰ってから、くろんど池の由来について勉強しました。以下、興味のある方はお読みください。
  
    「くろんど池」は生駒八景の一つに数えられています。
   由来は、嵯峨天皇の時代に、蔵人(くろうど)職と呼ばれる貴族の別荘庭園として造られたという説
   が有力。この辺りは極端に雨が少なく、享保〜天保年間は旱魃による飢饉が頻繁に起こり、水不足
   に悩まされた代官の有井山精治が灌漑用に築造しました。
  勉強になりましたでしょうか?
  
  さて、池に到着後、早速、隣のバーベキューの美味しそうな匂いをおかずに、おにぎりを頂きました。
  その後、楽団ひとりの新人(Hママ)の名演奏により、8月9月のハッピーバースデイ・全員の自己紹介と
  各自コメントが有りました。リーダーEさんの提案により予定より早めの帰路出発をしましたが、残念
  ながら、途中から大雨に降られてしまいました。
  途中岩場では滑りそうになり、全員慎重に下り、無事怪我無く私市駅に到着し一安心でした。
  皆さんずぶぬれになりながらも、久しぶりのハイキングを楽しまれた様子でした。
  天候に気をもまれたリーダーの方々、お疲れ様でした。
    

大阪府民の森・くろんど池(ソフト)に参加して

  くろんど池に向かう道は木立の中を歩くことができ、ちょうど谷川の渓流の心地よい音と、マイナス
  イオンを浴びながらのハイキングになり、岩や石、木の根っこがたくさんあり、足元が不安定だっ
  たですが、身も心も癒されたような気がしました。
  お昼ごはんもテーブルとイスがあり、ゆっくりと休むことができました。
  しかし、帰り道の途中で大雨にあってしまい、ソフトクリームとかき氷を食べる時間を早めての
  スケジュールだったにもかかわらず、少し残念な気がしました。
  あと、くろんど池のことを少し調べてみました。
  寛文元年(1624)、黒添池築造工事着手、とありました。灌漑用に築造したため池ですが、嵯峨天皇
  の時代、蔵人(くろうど)職の貴族の別荘庭園があったから、とか、蔵人職の貴族が築造したのが
  始まりと言われ、「くろんど池」と呼ばれるようになったそうです。
  生駒市誌より引用
      

2014年8月度、山行部例会「くろんど池」

  最近、天候のかげんで中止になることが多く、久しぶりの例会のような気がしました。
  私市の駅を出て左に向いて歩いたのは初めてでした。
  準備体操をする場所まで、わいわい、がやがやと歩きました。
  私達の歩いている道の横に小溝が流れていましたが、綺麗な水でした。
  準備体操はIさんの指導でやりました。
  その折に「雨に出くわした時に、どの様に対処するのか、そんな体験も必要だと思います」
  私もそれは体験をしないとわからないと言うか、常に良いお天気の時ばかりだと、雨対策をして参加を
  するのを忘れています(反省しています)。
  今回は、折角の担当の方の配慮に水を差す形になり、下山の途中から降り始めました。
  私がサポートをしてた方は、足元はそう危険ではなかったかも知れませんが、小さな段差ですぐに
  あがったり、降りたりの繰り返しと、水遊びをすると楽しそうな道と、岩の間を水が流れ落ちているなと
  思えるような道と、そんな往路を、復路は本降りになったその道を緊張の連続で歩きました。
  本降りのせいで水の量は増え、大きな音をたてて流れ、幅の狭い滑る足元の道、きっときっと、
  流れの中に落ちてはいけないと、早くこの場所から逃れたいと、いつもの何倍もの緊張をされた
  ことだろうと思いました。
  ザックの中身は雨の対策は出来ますが、緊張度は各々違いますからね、どうすればいいんでしょうか?
  今回のこの事で、例会の参加に気持ちが向かないなんて事になりませんように祈っています。
      


活動報告のページに戻る