2014年6月度 金曜登山部例会報告
奈良、山の辺の道ハーフ(ソフト)
 





    
  実施日 2014年6月6日(金)
  天  気 曇り一時小雨、のち晴れ
  参加者 視障:5名  晴眼:7名  合計:12名
  コース 大阪駅08:22〜JR〜09:19奈良駅09:40〜JR〜10:00柳本駅
10:45〜徒歩〜11:00黒塚古墳展示館11:20〜徒歩〜11:25
黒塚古墳11:30〜徒歩〜11:50天理市トレイルセンター(昼食)12:30〜
〜徒歩〜崇神天皇陵〜徒歩〜万葉の楽園〜徒歩〜
14:50檜原神社(休憩)15:10〜徒歩〜展望台15:40〜徒歩〜
15:55三輪駅16:34〜JR〜奈良駅〜JR〜天王寺駅〜大阪駅18:20解散
  感 想

  柳本駅では、小雨が降ったり止んだりしていたので、雨具を着用してスタートしたが、黒塚古墳
  展示館を出る頃には雨もあがっていたので、雨具を脱ぐと涼しい風にほっとした。
  天理市トレイルセンター敷地内の、水琴窟の音に耳を澄まして聴いたり、不思議な石を持ち
  上げたりして楽しんだ。その後、建物の中の無料休憩所で昼食、コーヒーで一服し出発。
  
  歩きやすいので、いつも以上ににぎやかで、話し声や笑い声が途切れることがなかった。
  雨もすっかり上がって、陽が射すようになると、夏を思わせるような暑さだが、大木の木陰に
  入ると、ひんやりとして冷気を感じた。
  平日なので人もまばらで、気兼ねなく檜原神社まで歩くことが出来た。
  ここの神社のご神体は、裏山の三輪山で、別名、元伊勢神宮だそうだ。
  神社の休憩所の東屋で一服していると、隣にソフトクリームを売っている店が目についた。
  350円だったが、つい買ってしまった。
  大和朝廷の始まりの地だけあって、天皇の古墳など、千年以上前の文化に触れることが出来た。
           





参加者からの感想文

金曜登山 山の辺の道に参加して

  京都宇治から参加させて頂いたNです。
  現地集合で、JR奈良線を経由してJR柳本駅へ到着。
  天候は、梅雨のスタートもあって降ったり止んだりの状態。
  待ち合わせの駅では、つばめの巣があり、子供が3羽、親つばめがしきりに雨の中、えさを採りに行き、
  子供に順次えさを与える姿を観察できました。
  そうしている内に、地元の幼稚園の子供たちが観察に訪れ、“キャッカ!キャッカ!”と騒がしくもあり、
  微笑ましい感じでした。
  
  さて、定刻より30分遅れたのですが出発です。
  まずは、卑弥呼にまつわる黒塚古墳を訪問、展示館では三角縁神獣鏡のレプリカを手に持ったり、
  竪穴式石室を鑑賞した次第です。
  相変わらず雨は降ったり止んだりですが、少し早いですが、天理トレイセンターまで、スタートから
  約1時間で到着、水琴窟の音を聞いたり、いわれのある?石を持ち上げてみたりもしました。
  ここで昼食です。平日でもあり、センター内は、私たちだけでしたのでゆっくり休憩、
  コーヒータイムもしました。
  
  昼食後、最近作られた“かざぐるま”の横断幕を前に記念の集合写真を撮りました。
  さて、これからが山の辺の道の本格的なスタートです。小さな果樹園、田んぼ、農産物の無人販売所、
  色々と遊歩道を散策しながら進みました。
  残念ながら、田植え風景はのぞめ無かったのですが、のどかな散策ができました。
  雨も途中からは止み、逆にムーとした暑さに変わってきました。
  行程は、崇神天皇陵から景行天皇陵と山あいの御陵を通過しながら、桧原神社に到着。
  このころになると適度に風も出てきて気持ち良くハイキングが楽しめてきました。
  この桧原神社は、伊勢神宮より古く、元伊勢と呼ばれ由緒ある神社という事です。
  全員で参拝させて頂きました。その他にも山あいに数多くの神社があり、びっくりした次第です。
  
  そろそろ最後の行程で大神神社(おおみわじんじゃ)(三輪明神)に到着。
  展望台より万葉の里をのぞみ、JR三輪駅にゴールしました。三輪はそうめんで有名な街です。
  この後、駅より和歌山方面、大阪方面、京都方面と別れ、無事帰宅の途についた次第です。
  楽しい一日をありがとうございました。
    

山の辺の道を散策して

  山の辺の道は2、3度散策しましたが、あまり良い印象はありません。何故なら、地図を頼りに人に
  尋ね回ったり、バス道路に迷い歩き疲れたり、道端に売っている野菜や果物を買いすぎて、ザックが
  重くなって困った事など、悪い記憶しかないからです。
  
  しかし今回は、古代の人々に想いをはせ、ロマンに満ちあふれた気持で、1日楽しく散策できたのです。
  それは古墳の模型や、発掘された鏡や埴輪等を見て回ったからだと思います。
  しかしそれだけではなかったような気がします。
  
  古代から現代までの長い長い歴史の中に、創立30周年に向いつつある、かざぐるまの歴史と、点にも
  満たない、ちっちゃなちっちゃな還暦過ぎて、古希を迎えた私の歴史を想うと、胸が熱くなりました。
  幾つの山々に登れたでしょう? 幾人の人達に出会えたでしょう?
  私の歴史は終わりがあるけど、かざぐるまの歴史は50年、100年いやそれ以上続いて欲しいと思って
  います。

    歳の差も 心が通う サポートで

  この句は、のどか村にバーベキューを食べに行った時、Tさんのお孫さんがサポートしてくれた時です。
  N君は、Tさんや周囲の人に習って上手にサポートしてくれたので、学校やテレビの話などして楽しい
  ハイキングでした。
 
    サポートで ハートを繋ぐ かざぐるま
 
  この句は、今の私の気持です。
  会員の皆様、一期一会で頑張りましょう。 よろしくお願いします。
      


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