2014年6月度 超ソフト部例会報告
神戸市立須磨離宮公園
 





    
  実施日 2014年6月1日(日)
  天  気 晴れ
  参加者 視障:11名  晴眼:10名  合計:21名
  コース JR大阪駅御堂筋口〜阪神梅田駅09:10発〜阪神直通特急〜
月見山駅09:57着〜徒歩〜須磨離宮公園(散策・昼食)〜月見山駅〜
阪神梅田駅〜JR大阪駅御堂筋口解散
  感 想

  さわやかな初夏の日差しと言うには少々暑すぎる一日では有りましたが、参加してくださった
  皆様お疲れはございませんでしたでしょうか。
  
  3年くらい前より、超ソフト例会に離宮公園のバラを味わっていただきたいと思っておりました
  ところ、やっと実現いたしました。
  色とりどりに咲き乱れ、バラらしい匂いを五感全体で味わっていただきたいと、ガイドさんに
  できるだけ触らせてくださいとお願いしておりました。
  ガイドさんの時間も有り、十分とはいかなかったかもしれませんが、色々な感覚で楽しんで
  頂けましたでしょうか。
  
  反省点として、月見山駅から離宮公園に向かうバラの小道を、ガイドさんとの約束時間も有り、
  急いで歩いてしまいました。久々参加の方も有り、もう少しゆっくり歩くべきでした。
  フルーツあんみつの方は、盛り付けを手伝っていただき、手早く皆様にお渡しできて感謝して
  おります。
           





参加者からの感想文

神戸市立須磨離宮公園 感想文

  解散寸前 今回の感想文はSさんね!とのご指名を受けマジですか…。
  こんな事ならガイドさんの説明をしっかり聞いておくのだった…汗。
  なにしろ学生以来30数年ぶりの感想文。支離滅裂ではありますが、かざぐるまの皆さんは心優しい方
  ばかりと信じて。言い訳はこの辺で(笑)
  
  大阪駅から約50分、昭和の香り残る小さな月見山駅に到着。さすがに離宮公園の地元だけあり、バラが
  あちこちに、住宅街をそぞろ歩きながら15分で目的地に到着。
  そこはまさに正門から王侯貴族のバラ園と言われるにふさわしい佇まい。
  早速、ガイドさんの丁寧な説明を受けながら中門広場へ続く馬車道を進むと、色鮮やかなバラ達が
  ほのかな香りと共にお出迎え。いつもなら綺麗!! いい香り!! で鑑賞は終わってしまうのですが、
  今回はガイドさんのおかげでバラの歴史、数多い品種、思いを込めて付けたであろう名前、憶えている
  のはプリンセスマサコ(この日はHさんとペアだったので一番に憶えました。(笑))
  クレオパトラ、ダイアナ、直径15センチもある深紅のバラもありましたね。
  あまりの大きさに圧倒され、名前は??です。
  噴水の両サイドに垣根のように沢山咲いていた赤い可愛いバラは、大きな声では言えませんが、中国語
  でチンチンでした…。小学生みたいな事を言ってすいません。
  
  沢山のバラに触れ、香りをクンクン、何十にも重なる花弁はさすが花の女王と納得!
  ともに見事な庭園を維持してられるスタッフさんの花への愛情が感じられました。
  本当に目と鼻のいい保養ができました。
  
  石階段で石焼き芋になるぐらいのジリジリ太陽の下、記念写真を。私は初めての写真なので、仕上がりが
  楽しみです。
  汗を拭き拭きの見学でしたが、日蔭に入ると暑さが嘘のように心地よく、お楽しみの昼食タイム。
  そして今回のおやつはフルーツ・あんこ・手作り白玉盛り沢山の良く冷えたあんみつ。
  Sさん、Iさんのリュックには、重い重いアイスBOXが入っていました。私は上げ膳据え膳で…大きな声で
  「ごちそうさま」しか言えませんでした。本当に美味しかったです。有難うございました。
  毎回昼食後のおやつはとても楽しみですね。下準備は毎回役員さんがされてます。私達にできる事は
  集合場所から晴眼者達で荷物を振り分け、現地まで向かえば良いのではと思います。
  
  休憩時間には視障者のストック使い方講習に参加。持ち方、長さ調節、ストックと足のバランス確認。
  基本的な事が事故を防ぐ一番大切な事と再確認出来ました。
  
  恒例のお誕生日会で、Eさんが古希を迎えられ「コキ・コキと…」俳句を詠われ盛り上がりましたね。(笑)
  あまり馴染みがなかったのですが、俳句ってなかなか面白い、お誕生日を迎える人は強制発表も
  楽しいかもですね。
  
  昼食後は隣接された植物園へ。紫陽花、花菖蒲他をのんびり鑑賞後、お土産タイム。
  バラ味のシュークリームが¥500は安い?高い?
  ワイワイ、ガヤガヤしている間に時間切れ!花より団子〜。
  最高気温の一日でしたが、熱中症になる方もなく皆さん揃って無事帰路へ。
  CLのIさん、SLのSさん、Oさん、Kさん、お世話になりました。
  楽しい一日でした。有難う御座いました。

    

離宮公園の散策

  離宮公園はベルサイユ宮殿を彷彿させる雄大な整形式庭園で、須磨の海と山を借景にしており、
  多様な噴水と高貴なバラが調和した、関西有数のローズガーデンです。
  春には、四季咲きのモダンローズの他に、一季咲きが多い原種のバラやオールドローズ、ツルバラ
  なども咲き揃うため、バラ園がひと際華やかで、甘く濃厚な香りに包まれます。
  
  6月1日は汗ばむような、とても良い天気に恵まれ、赤や黄色・ピンク・白と色とりどりのバラが日に
  映えて、とても綺麗に咲いていました。
  今回、ガイドとして離宮公園の職員の方が、天皇の別荘であったころのなごりである正門の外両側の
  御影石・正亀甲石積みを触らせてくださり、離宮公園の歴史を話してくださったり、バラの花びらに
  触れて、花の種類によってその厚みの違いや大きさなどを、説明してくださいました。
  また、バラの品種改良の歴史なども話してくださり、ヨーロッパの花と中国や日本、中近東の花が
  出会うことによって4季咲きの花ができ、花の形も多様化したことを教えていただきました。
  
  私は長く神戸に住み、離宮公園へも何度か行きましたが、今までこの公園がこんなに歴史があり、
  敷地も広く花の種類も多くいろいろな趣のある公園だということを知りませんでした。
  これを期に、これからは四季折々の花を見に出かけたいと思いました。
      


活動報告のページに戻る