2025年6月度、超ソフト部B例会報告書
奈良県、新緑のミタライ渓谷散策
 




 
 

    
  実施日 2025年6月1日(日)
  天  気 曇り時々晴れ
  参加者 視障:9名  晴眼:11名  合計:20名
  コース
JR天王寺駅07:30・・・07:35近鉄大阪阿部野橋駅07:50
〜急行吉野行〜09:01下市口駅09:20〜バス〜10:14
天川川合(WC・体操)10:30〜11:30ミタライ渓谷休息所
(昼食・誕生会・WC)12:10〜ミタライ渓谷遊歩道〜14:25
休憩所(WC)〜神音峰バス停15:05〜バス〜16:10
下市口駅16:24〜急行〜
17:42近鉄大阪阿部野橋駅・解散
  感 想

 今回訪れた「ミタライ渓谷」は、標高約800メートルに位置し、「天川川合」バス停に
 降り立った際には、想像以上にひんやりとした空気を感じました。
 参加者の多くが「寒い」と口にし、それぞれ上着を一枚羽織って出発しました。

 渓谷沿いにはよく整備された遊歩道があり、ゆったりとしたペースで散策を楽しむ
 ことができました。大小さまざまな滝や巨岩、そして底まで透き通った清流が流れる
 景観はまさに絶景で、特に吊り橋から見下ろす滝の景色には大変感動しました。

 昼食時には、休憩所に立ち寄り、机と椅子が整えられた暖房の効いた室内で、
 ゆっくりと休憩を取ることができました。
 施設の管理にあたってくださっている方々に感謝です。

 道中には急な階段や登り坂もあり、適度な運動量で少々汗ばむ場面もありました
 が、新緑の美しい季節にふさわしい、爽やかな気候の中で快適なハイキングを
 楽しむことができました。

 最後に立ち寄った休憩所では、バスまでの時間を使って、かざぐるまのサポートや
 雨具の基本的な取り扱いについて、確認をしました。有意義な時間でした。
           





参加者からの感想文

新緑のミタライ渓谷散策感想文

 こんにちは、視障のNNです。参加の皆様、お疲れ様でした。
 参加者20名、天川川合いから少し時雨てますが、気にするほどでもなく出発です。
 だんだんと遊歩道(道幅はあまり広くないので視障はサポートさんの後ろに着く)を
 上に上がるにつれて、左下の川が随分と下に見えます。
 やはり、山間いなので、ぬかるみもたくさんあります。
 吊り橋もあります。久しぶりです。右側は結構巨岩が続いています。
 川にも山にもたくさんの岩…岩、岩…。本当に地球のできる時どんな部分だったん
 でしょうね?? 前半は何事もなく歩けました。

 綺麗な大きな休憩所で昼食です。中はストーブが焚たかれていました。
 6月のお誕生日はOさん、おめでとうございます。
 健康で素敵な1年になりますように!!

 後半は「みたらい渓谷」を地で行くように、階段を上に上にと上がっていきます。
 左や右にすごい水音の渓谷が見えます。白く水柱が立っています。
 自然が織り成す、見事な景観です。小さな渓谷で沢登りならず、小さな滝で滝登り
 したいてすね!命綱つけてヘルメット付けて全身水浴びて滝の岩を登る!!
 夏の暑い時期に!やってみたいなぁ(アハハ無理でしょうけど)。

 前半と比べて後半は、頑丈な材質でネットを張り遊歩道を作ってくれてはります。
 大変な仕事で感謝しかないです。こんなところがたくさん作られています。
 ここで山歩きでの注意点が、岩の下に水が溜まってぬかるんでいるのですが、
 こういう時は岩のほうに足を置くんではなく、ぬかるんでいるところに入っちゃい
 ましょう。岩の上に足を置くと、滑る可能性が出てきます。
 左側は切れています。滑ったはずみに下に滑落する可能性も出てくるそうです。
 Kさんの教えです(なるほど)。
 前にいたKさんは、後ろに移動し後の皆さんが滑べらないように、その岩のところで
 注意を施していらっしゃいました。ほんといいこと教えてもらいました。

 それにしても、昼食の休憩所にいる時は寒く感じていましたが、あっという間に汗が
 吹き出しています。
 集合写真は滝が映るように、上にのぼり下に並んでいる私たちを撮ってもらいました。

 後半も山が岩でできています。新緑も圧巻です。
 紅葉の時も山が燃えるようで綺麗だとか私のサポートさんが教えてくださいました。

 第2の休憩所で、バスの時間にはまだ間があるので、ここで雨具レインウェア長持ち
 させる方法=雨や自分の汗で汚れたウェアはぬるま湯と洗剤で洗い、すすぎ、絞ら
 ないで、水を切り陰干し…乾いたら撥水スプレー(何年もしてなかったら)をして乾かし
 保存。使う時までハンガーにかけたままのほうがいい。
 例会当日、レインウェアはリュックから取り出しやすい位置に、ファスナーは締めずに
 収納でした。

 Oさんは、視障のサポートロープの使い方=とにかくサポートの方の後についてください
 とのことです。(下山する時が1番危ないので)視障の方ご注意ください。
 でも、これがほんまに難しい!リュックに手を置きすぎると、負荷もかけてしまうし、
 近づきすぎるとサポートの方の後ろ足にも当たる時があるので早く慣れたいものです
 (しょんぼり)。

 往復の奈良交通バスは、事前に交渉し臨時増便を用意してくれていたので、貸し切り
 状態で全員座れました。
 サポートの皆さんお世話になりました。参加の皆さんまた例会で、お元気で…。
     


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