(2011年6月度、山行部例会報告) 京都松尾山(ソフト) |
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実施日 | 2011年6月12(日) |
天 気 | 午前曇り、午後雨 |
参加者 | 視障:12名 晴眼:11名 合計:23名 |
コース | 集合08:10 阪急梅田駅、08:25発快速急行に乗車、桂駅で乗換、 09:16発嵐山行きに乗車、嵐山駅09:24着。現地集合と合流。 バス09:40発に乗車、約15分で鈴虫寺終点で下車。これより歩く。 苔寺の前を通り,ハイキング道登り口のやや広い所で自己紹介、コース説明、 準備体操等を行い、10:20出発。 登り始めはやや急な階段が続く。ゆっくりと登り、10:45分、一回目の休憩。 冷たいフルーツ・ヨーグルトがKさんから配られた。 おわんと間違えるくらい大きな器。冷たくて中には、フルーツが沢山入っている。 すごく食べ応えがある。早々のおやつで腹を一杯にし、元気を蓄えて出発。 このあたりに来ると平坦なコースが続く。11:30、2回目の休憩。 11:55、松尾山頂上下で3回目の休憩。ここまでの間に、京都市内や、東山、 比叡山等が展望出来る所が数か所有った。松尾山着12:10着。 食事の後、鈴虫、うぐいす、コジュケイ等の泣きまね、ソプラノ歌手の出演、 各人のスピ−チ、爆笑に次ぐ爆笑、誰が爆笑大賞か? 連絡事項等々。 13:50下山。雨粒が当たる様に成って来た。嵐山駅手前で雨足が早く成り、 急いで雨具を付ける。歩き出すと雨はやんだ。14:40頃阪急嵐山駅着。 現地集合は、ここで解散。梅田16:00頃解散。 |
感 想 | |
今回は、晴眼者の当日キャンセルが有った。しかし、このことは可能性として有りうる事として、 参加受付けの段階で、余裕の有るサポート体制が取れる事を念頭において対応するべきで 有ったと反省している。 |
参加者からの感想文 |
6月度山行部の例会に参加して |
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かざぐるまの例会に参加させて頂くようになって、はや3回目の例会となる。 今回の例会は、いままでの2回とは違い,ちょっと気になることがあった。 それは、最近全く山歩きなどから遠ざかっていることだった。 はたして今の脚力と体力で皆についていけるだろうか・・。足を引っ張って迷惑をかけたりしないかなあと、 当日まで気になっていた。 反面私の子供のころは、今とは違い、遊ぶといえば家の裏山に行って走り回ったり、草木の生い茂った ところに自分達しかわからない秘密の基地を作ったりして遊んだりした。したがって走り回っている間に、 漆の木にまけてかぶれたり、ヘビがでてきたり、木の枝が折れ、地面まで落ちたりと、何かが起きるのが 山遊びだった。でもそれがとても楽しかった。そのような小学生時代を過ごしたせいか、自然の中に出て 行く時は、何か気持ちが高ぶり、修学旅行の前日のような、わくわくした感じになる。今回もそうであった。 いよいよ当日がきた。天気は曇り。15時頃から雨の予報であった。鈴虫寺・苔寺のそばを通り、川の流れ を聞きながら、竹林の中を歩いた。Hさんのかけ声で準備体操をしていざ出陣。 最初の15分程は、上りが続きますと言われ若干緊張した。 思いかえすと、周りのペアはいろんな話をしたり、Hさんは指笛で囀っている。 自分は黙々と足を上げるだけであったような気がする。でも山頂近くの雑木林の切れ目では、風が通り、 下界の風景に気分爽快であった。そういえば春には、よくおにぎりをもって裏山へ登った。姫路平野の向こう に瀬戸内海が広がり、春霞のなかに小豆島がかすかに見えていた。そこで食べるおにぎりは、なににも まさるご馳走だった。 昼食を食べ終わる頃に、雨が少しポツポツしたが、たいした降りにはならなかった。 今日の参加者の日頃の行いがよいからだという事になった。そのとおりだと私も思った。(笑) 自己紹介や?さん(申し訳ありません。名前が出てこない)の歌声でくつろぐ。 先日までの雨で若干道がぬかるんでいたので、下山の際滑りそうな箇所があったが、サポータの方の的確 な声掛けのおかげで無事におりてくることができた。やれやれ。 視障者が安心して山に行けるのも、経験豊富なサポータ皆さんと、例会を企画してくださる担当者の入念な 計画によるものと感謝しています。 今回の松尾山へ行けたことで、また次の目標が出来た。今度は長峰山だ。ファイト一発!! これってどこかのCMでしたっけ。 |