2012年6月度、山行部例会報告 和歌山「大福山」(ソフト) |
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2012年6月3日(日) |
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晴れ |
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視障:9名 晴眼:15名 合計:24名 |
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JR天王寺駅中央改札口 07:30 現地 JR六十谷駅 09:00 六十谷駅〜ニユータウン〜葛坂〜奥辺峠〜大福山頂上 〜奥辺峠〜ニユータウン〜六十谷駅 |
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今回初挑戦して下さった沢山の方々、ありがとうございました。 サポートの組み合わせの難しさを痛切に感じました。 不都合があったのではないかと、しみじみ反省しております。お許し下さい。 登りの階段と、下りの階段が反対の方が良かったのではないかとのご意見も頂ました。 なかなか姿を見せてくれない「ササユリ」、どうにか一本だけ開きかけに触れる事ができました。 植物はなかなか生易しくはないような気がします。 いつもながら会計の担当や、お湯の運搬ありがとうございます。 私、これからもコーヒーのお湯せっせと運びます、そして時間に余裕がある時は、(きっと難しい) もう一度途中で飲みたいです。 一人ひとり例会への思いは違うかも知れませんが、出会ったその日を精一杯楽しみましょう。 |
参加者からの感想文 |
初めてのサポート |
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大福山登山に参加させていただいた6月3日は、13年間の私の登山歴の中で、特別な日になった。 初めてサポートさせていただいたこと、そしてこれまで知らなかった多くのことに気づくことができたからだ。 六十谷駅に着いて、いきなりKさんのサポートを受け持つことになった。 もちろんサポートするつもりで参加したのだが、ほとんど指導も受けないままの指名に不安が膨らむ。 「慎重に歩かなくては」と緊張し過ぎ、無駄な力が体じゅうに入っているのが自分でも分かる。 前後を歩く先輩方をまねながらガイドをするが、的確な言葉がなかなか出ない。 そんなことを考えているうちに、自分の方が足を滑らせ、転びそうになった。 道端に咲くササユリの香りをかぎ、尾根を吹き抜ける風を感じながら登っていく。 「風の通り道ですね」「道がすり鉢状になっていますね」。 Kさんや他のメンバーの感想を聞きながら、視覚以外で山を楽しむというイメージがほんの少し、つかめた ような気がした。 ようやく頂上に到着した。力んで登ったせいだろう、肩がこっているのに気づいた。 下山道も危ういガイドが続く。サポートを受ける側もさぞ不安だったことだろう。 「怖くなかったか」の質問に、Kさんは「信頼していますから」と言ってくださった。 その言葉に責任の重さを改めて感じた。 Kさんにどれほど山歩きを楽しんでいただけたかと振り返ると、全く自信がない。 ただ、私自身はこんなにじっくり山を味わいながら登ったのは初めてだった。 ササユリの美しさ、山頂で食べた大福餅のおいしさ、ロープを通して感じた連帯感……。 多くの思い出をいただいた。 「かざぐるま」のメンバーの皆さん、ありがとうございました。 |
大福山に参加して |
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大福山でお会いした皆さん、和歌山のMです。 6月3日、今日こそササユリに会いに行ける。そんな安易な気持ちで出かけた私ですが、広場で準備 体操をして、まぁ、体中の固いこと、まるでロボット状態で、これでは山へ登れるのか、少し不安になって きました。 当日は、涼しく感じるぐらいで、雨具を羽織っていました。 日ごろ、5分ぐらいフラットな道を歩いて買い物をして、家事の真似事をして、そんな生活の連続、山道に 入り、わたしをサポートしていただいたTさん(苗字が違っていたらお許しを)には、それも往復でしたから、 さぞかし、お疲れだろうと、とても気にかかっていました。 終始、下山までサポートを受けたのは初めての経験で、紐を軽く持って、杖は体重を乗せない、心の中で 呪文のように唱えながら、現実は裏腹で、はめた手袋は、ぐしょぐしょになり、紐もぎゅうぎゅう引っ張って、 パートナーの方が、倒れてこないかと申し訳なく思ったり、前に手を出して紐を持つという作業が、こんなに しんどいものか、それに比べ、「かざぐるま」の方々の足取りの軽やかなこと、今回は、生石高原よりは私に は、スキルが高かったです。 Tさんの二本の足だけを注視して歩いたつもりでしたが、皆さんには時間的にも、ロスだったと思います。 でも、今月生まれの方を山上でお祝いして、山の名にちなんで「大福餅」を食べ、ササユリをよい角度から 撮影してくれた紺色シャツの男性の方、沢山の思い出も、持ち帰ることが出来ました。 今振り返ると、又、行ってみたいなぁ。 そんな思いがよぎります。有難うございました。 |
和歌山 大福山 |
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今回入会させて頂きましたIです。 生まれた時から髪の毛が少なく、眉も無くおかしな顔ですが、30代で縁があり結婚。 愛嬌も無く色々な事で損をするタイプです。 6月3日、日曜日、本来なら参加出来ないコースに参加させて下さったOさん、有難うございました。 以前、少しの視力があった自分と、そして今の自分、いつも二人の自分が悩み苦しみ、雑草のような生活 を送っているのです。 今回無理な山に、いきなりチャレンジしたのは、精神を鍛えるため、前後二人のサポートに支えられ登った。 前はIさん、後ろはTさん。リュックにつけているロープを持って歩くのですが、歩き方が難しく、何回も滑った り、がけの方へ寄ったり、動悸もし、どうなるんだろうと思いながら山頂に到着。 昼食後、大福餅をいただき、お誕生日会、そして下山。山は自然の花、小鳥のさえずり、いいですね。 下山し、駅に向かうのがやっとで、泣きたくなる程辛く、靴がきつく感じ、足は腫れたいへん。 帰りの列車でIさんから「はだしになりなさい」と指示、マッサージをして下さり、「帰ったら、ぬるま湯につかり なさい」とアドバイスをいただきました。 天王寺まではだしで過ごし、足は少し楽でした。家に帰り、ぬるま湯のお風呂につかり、朝までぐっすり眠っ てしまいました。 月曜日目覚めてびっくり。体が軽いのです。あれほど痛かった足が痛くないのです。 家事もスムーズにこなせ不思議でした。 今回恐怖の山登りでしたが、日常生活で、少しでも1人歩き頑張ってみようと思いました。 |
大福山に参加して |
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天王寺の中央改札口で待ち合わせての出発で、初めてのサポートのTさんとペアでした。 初めてで、すごく話かけてくれ、緊張しないように気を使ってくれました。 石ころの道や木の枝など、声をかけて下さり、とても歩きやすかったです。 和歌山の会の人達も、とても親切で、話かけておしゃべりをしました。 とても楽しくて、又一緒に参加しましょうと思いました。 大福美味しかった。ありがとう。 |
大福山感想文 |
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6月3日(日)、大福山の山行に、初めて参加させて頂きました。 視覚障害者の方をサポートしながらの山行も、初めての経験でした。 やはり、歩き始めは、少しドキドキしました。 でも、頂上までお喋りをしながらの山行は、とても楽しかったです。 そして、「ササユリ」にも出会えて、とても感動しました。 頂上で頂いた「大福餅」は、とても美味しかった! これからも、視覚障害者の方と一諸に山行等楽しみたいと思います。 ご縁が有り、「かざぐるま」の会員の皆様と出会えたこと、とても嬉しく思います。 これからも、どうぞよろしくお願いします。 |
「大福山」 |
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「かざぐるま」の例会に参加する楽しみは、何といっても友達、仲間との触れあい。 もう一つは、四季おりおりの移り変りを体いっぱいに受けるすがすがしさ、自然と触れあうことのできる機会 を得られることである。 今回「大福山」登山は、ぼくのすぐ後を歩いていたEさんと、Iさんのペアーの息の合った小気味のいい会話、 その疎通のよさに感動したので二人を取り上げてみることにした。 二人には、丁度親子に匹敵する年齢差がある。彼女たちの会話は、さっぱりしていて屈託がなく大阪弁の まろやかさもあいまって、入ってくる耳にとてもここちいいのである。 若いYちゃんの疑問は、山のこととか、日常ありがちなちょっと取り違えればトラブルに巻かれるような話を、 経験豊富なEさんに率直な突っ込みサイトに回って聞いている。 人との関わり方にちょっぴり不器用なYちゃん。それをひねらないで素直に受けるEさん。当然母親か先輩 の如く卓越している答えを返すのに、そこにうかがわれるのは言葉にも態度にも「上から」…を感じさせない のだ。まっすぐな話に、まっすぐ話を返す。 二人のやりとりに年齢のへだたりを感じない反面、ただただEさんの大きさを感じるのである。話声は、やわ らかでなめらか、会話の間があきそうでも話の接ぎ穂も上々、そのリズムによどみがないのだ。 後日、Eさんにその日のことをたずねたら、「Yちゃんっていい娘よ、とっても楽しかった」! この日の山行は感動したとの内容の答えが返ってきた。 傍で聞いていたぼくも全く同感である。今まで知らなかった二人の一面をうかがうことができたのは大きな 収穫だ。あらためてEさんと、Yちゃんの魅力のある人柄の発見ができたことに大感激した。 おかげさまで、この日は一日通して爽やかで楽しい思いを味和させていただいた。 さて、「大福山」、この時期、名前ばかりよく耳にするのに一度も見たことのない「ささゆり」にお目にかかる ことができた。そっと触れないと今にも折れてしまいそうな細い茎、花はつぼみからやや開き気味といった ところ。そっと手のひらに乗せて支えてみるとこれは驚き、のしかかってくるようにずしり。 つぼみは大きくて重いのか、ややうつむきかげん。花がぱっと開くのは、きょうかあすか? そんな感じだ、もう虫は飛んできたのだろうか?いやもう少し、受粉も目前かな? か弱そうな「ささゆり」触れればしっかり実が結ばれる日まで守ってやりたい気がする。 包む手にかかる笹百合生くつぼみ 清 つつむてに かかるささゆり いくつぼみ |