山行部5月例会 高御位山 山行報告





   
    
  実施日 2010年5月9日 (日) 
  天  気 晴れ
  参加者 視障:5名  晴眼:8名  合計:13名
  コース 集合 JR梅田 御堂筋口 8時10分
    現地 JR曽根9時40分
JR曽根〜豆城登山口〜経塚山古墳〜豆崎奥山〜百間岩〜鹿島神社
  感 想

 天候にも恵まれて足元は軽快を呼ぶ面持ち。参加された13名の足も揃い踏みの様相で、アップ
 ダウンも稜線も対策はジリジリ照り付けるお日さんばかりと、乱れることなく隊は進みました。
 しかし、さすが播磨の秀峰、高御位山に行き着くまでは幾つもの峠を越えなければならないのか、
 大岩あり馬の背ありと様々な岩稜のアンジュレーションが私たちを楽しませてくれました。
  
 この日の為の下見が2度中止となり、コースを誤ってしまう事態となりましたが、コースの変更で
 難を乗り切ることができました。が、コース変更がなければ目的の高御位山への到着もかなり
 遅れていたように思います。
 下見の重要性を痛感させられた今回の山行でした。
 参加されたみなさん、助けて頂いてありがとうございました。
             





参加者からの感想文

高御位山ハイクによせて

  午前9時半、JR網干線曽根駅改札を出れば、静かな田舎の雰囲気と、ウソと言う名の小鳥ののどかな
  さえずりの出迎えに、山里の雰囲気に喜びが忍び寄る。
  そしてY子さんの指導でストレッチ体操して、10時前、さあ!登山開始。
  
  駅のすぐ前と言うのに、いきなりの巨大岩の急な登りにいささかどぎまぎしながら、足下の踏み場を1歩
  1歩確認しつつサポーターのKさんの後ろを慎重に付いて行く。
  荒涼と広がる岩山のせいか森林も少なく、又今の季節、色々な小鳥たちが賑やかだが、それでもウグイス
  や目白、ホウジロ、シジュウカラなどの声がそこここに聞こえる。
  しかし時間の経つうちに、薄曇だった空の雲が切れて強い日光にさらされる。
  水でも浴びたように体中を汗にまみれ、幾度も急登を上り下りして、午後2時半ごろ麓の鹿島神社の鳥居を
  くくり抜け、その日の山行は全員無時終了となる。
  参加者の皆さんお疲れ様でした。
    

5月例会高御位山に参加して

  低山(304m)とは思えない数々の岩稜のアップダウン、好天に恵まれ360度の素晴らしい展望を堪能しま
  した。
  
  登りはじめは、初めてだと見逃してしまいそうな手製の小さな豆崎登山口の標識がある人家の横から入る。
  そしていきなり大きな岩盤にぶつかり直登。う〜ん!面白い!!
  背後を振り返ると加古川・高砂市街の展望が素晴らしい。登りきるとこれから縦走する連山や麓の銀色に
  光る鹿島神社の鳥居が見えている。
  
  アップダウンを繰り返し、ハイライトの百間岩の登りに取り付く前に展望台の所で少し行動食を取る。
  お腹は減っているけど、ここでしっかり食べてお腹いっぱいになったら百間岩を登るのはしんどいとの配慮
  からだ。それに今日はデザートに「堂島ロール」があるので、やっぱり登り切った所で食べたいもの!
  ここから大きな一枚岩の岩盤である百間岩を登っている人が小さく見える。楽しそう!!
  
  行動食を取って元気が出た所でいよいよ百間岩へ。かなりの急登だが滑らないし、どこに足を置いても
  大丈夫なのでサポートも難しくない。「登っている!」という実感があって楽しい。登りきった所はこれまた
  展望が素晴らしく疲れが癒される。
  
  高圧線の鉄塔を過ぎたあたりで昼食。デザートは楽しみにしていた「堂島ロール」。前日わざわざ並んで
  皆のために2本しかもフルーツ入りを買って、しっかり保冷パックに入れて持って来て下さったMさん、本当
  に有難うございます。
  Kさんが入れて下さったコーヒーと一緒に頂いた。美味しかった!山で人気のケーキとコーヒーを頂けるなん
  てなんと贅沢な時間なんでしょう。またお願いしますね。(笑)
  
  下りも急な岩尾根を注意しながら降り、上から見えていた銀色に輝く鹿島神社の鳥居の所に着いた。
  日本最大級のチタンでできた鳥居だそうだ。バスを待つ間ビールを求めてうろうろ。山から下りてきて飲む
  ビールは最高!!(笑)
  
  高度が低くても岩場のアップダウン、素晴らしい展望とまるで北アルプスを歩いているような満足感がある
  この縦走路は本当に楽しかった!!
  帰ってネットで調べたら播磨アルプスというそうだ。納得!!
  是非また機会があればこの素晴らしい播磨アルプスを縦走したいと思った。
        
 

活動報告のページに戻る