(2011年5月度、山行部例会報告)
龍門山(ミドル)
 






    
  実施日 2011年5月22日(日)
  天  気 曇り後雨後晴れ
  参加者 視障:6名  晴眼:7名  合計:13名
  コース 集 合  JR新今宮駅と南海の乗り換え口  7:50
      現地 JR和歌山線「粉河駅」    10:00
粉河駅10:05〜龍門橋南詰め11:00(カッパ着用)
中央道登山口12:00〜明神岩12:50(昼食)明神岩出発13:30〜頂上13:50
下山開始14:00〜田代峠14:45〜一本松15:55〜粉河駅16:58
  感 想

  当日は往路の和歌山線の中からポツポツと窓にきていました。
  やっぱり雨の山行になりました。
  龍門橋を渡りきった辺りで本降りになり、カッパを着ました。
  ここで朝の集合時間に間に合わなかった人が、タクシーで追いついてくれてとっても助かりま
  した。
  
  今回は昨年と違い、一ヶ月早い例会でしたので、果物には出会えませんでしたが、
  「キイシモツケ」の花を見る事が出来ました。
  白い色の花に色々出会いました。鳥達も結構近くまで来て鳴いてくれましたが、なかなか姿を
  見せてくれませんでしたね。雉はバッチリみました。
  
  中央道から登り一本松へ下山したのが正解でした。(Kさんのアドバイスでした)
  明神岩に着いた頃には雨はあがり、ここでお弁当を食べました。
  カッパの中のたっぷりの汗が冷えてきて、寒い寒いと言う声が聞こえてきました。
  そんな中、いつもの暖かいコーヒーを頂ました。
  
  頂上に立った頃にはすっかり雨はあがり、後は下るのみでしたが、コースリーダーのちょっと
  した見落としで、別の道を下らせてしまい、後戻りをするはめになり、このつけが粉河駅に着く
  のが遅くなり、乗車後すぐに発車(16:59)するという綱渡り状態にさせてしまい申し訳ありません
  でした。(往復切符に助けられました)
  
  お疲れ様でした。ありがとうございました。
  地域の言葉で「よう、きてよ」と言いますがわかりますか?
           





参加者からの感想文

龍 門 山

  5月22日(日)、よくぞ出鼻をくじくとは、天の神様もやってくれるものです。
  一週間前から付いていた傘マークの天気予報は、ぴったり当たってしまいました。
  
  思い起こせば、去年もこの頃このコースに挑戦したのですが、終始どしゃぶりでした。
  雨具に包まれた体は、暑さにどんどんわき出てくる汗と、雨のしぶきにびしょ濡れです。
  ヌレネズミ状態は、まるで蒸し風呂のリンチでした。
  
  やがて、登山道入り口に到着した頃には、おしゃべりも、笑い声もどこかに飛んでしまい、みんな「ユウツサ」
  は、100%にまで達していました。
  それでも、何とかここまで押してはきたものの、今日は目的をあきらめよう。だんだんそんなムードに傾いて
  きました。とはいえ、どしゃぶりの中、駅まで引き返すにはうんざりする距離の所にいたのです。
  行くも帰るも八方ふさがり、出るのはため息です…。
  
  でも、そんな私たちが起死回生できたのは、木々の枝に張り渡されたブルーシートの簡易屋根でした。
  その下で憩いながら昼食をとり、暖かなコーヒーをいただくにつれ生き返ってきたのです。
  時間とともに心身はほぐれ、くつろぎの中にいました。
  それは、正直を絵に書いたごとく、いつもの私たちにかえると、笑い声と大きな声の喧騒です。もう大丈夫。
  これは、すべてKさんの気配りのおかげによるものでした。
  
  さて、今年龍門山登山もどしゃぶりなのに、私たちは、登山道入り口を超えて山道をどんどん歩いている
  のです。  雨にたたきつけられながらも、冗談を含む会話にとぎれることはありませんでした。
  動かしているそのエネルギーは、去年と何がちがうのでしょう。
  雨は、3時頃にはあがると言う予報。
  そして、大きくふくらんでいるKさんのザックです。「笑い」
  
  Oさん、Mさん、Sさん、今年こそリベンジできて本当によかったですね。
  「おめでとうございました」。
    


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