2017年3月度、山行部例会報告
芦屋ロックガーデン(サポート講習会)ミドル
 






    
  実施日 2017年3月26日(日)
  天  気 曇のち雨
  参加者 視障:6名  晴眼:12名  合計:18名
  コース 梅田駅〜阪急特急〜夙川駅のりかえ〜阪急普通〜
芦屋川駅(現地集合組と合流)〜芦屋川駅前広場〜歩道・車道〜
芦屋川沿い公園広場(準備体操)〜車道〜
滝の茶屋(休憩・トイレ・ハーネス・ヘルメット装着)〜高座の滝〜岩場直登〜
高座谷入る(休憩)〜飛び石渡り〜キャッスルウオール分岐手前広場(昼食)
〜中央稜出合〜風吹岩(休憩・集合写真)〜魚屋道〜金鳥山〜
保久良神社(トイレ)〜阪急岡本駅(現地集合組解散)〜阪急特急〜
梅田駅・解散。
  感 想

 今回の例会は、サポート講習会として、企画実施されました。
 視障者、晴眼者、双方が、登山におけるサポートの仕方、受け方を学ぶことによって、安全登山
 技術を習得し、事故のない、楽しい山遊びを続けていくための講習会でした。
 ハーネスにザイルを縛り確保してもらい、両手両足の全身を使っての、ゆるい傾斜のある岩壁の
 直登、フィックスロープを張って、ハーネスに付けたクイックドローのカラビナをロープに掛けて
 岸壁のバンドのトラバース、沢の飛び石渡りなど、参加者のみなさんは、真剣に取り組んで
 いました。
 
 晴眼者は、視障者のサポートにばかり気を取られ、自分の安全がおろそかになりがちです。
 本日のようなコースでのサポートは、一歩間違えれば重大事故につながりかねません。
 面倒なようでも、このような場所では、まずは自己ビレイし、手間暇かけて通過しなければなり
 ません。
 今後も、定期的にサポート講習会を実施しますので、ぜひ参加して下さい。
 
 残念ながら、晴眼者がアイマスクをつけての歩行体験は、保久良神社手前で雨が降り出した
 ので中止し、トイレ休憩後、整理体操も省略し、急いで阪急岡本駅に向かいました。
 次回のサポート講習会で実施します。
           





参加者からの感想文

サポート講習会に参加して

  今回はかざぐるまの原点に返り、視障1対晴眼2のサポート体制でした。
  いや〜、なんて贅沢な!私が入会してから、全員がこんな体制は初めてでした。
  やはり後ろサポートがあると、足を置く場所など、細かい所も教えてもらえるのでうれしいですね。
 
  担当のSさんは腰痛のため、Yさんからの差し入れとアイマスクなどを持って、公園までの参加でした。
  お疲れ様です。
  集合した公園で、体操をする前に、さっそく差し入れの桜餅をいただきました。
  桜の香漂うおいしい桜餅でした。ごちそうさま。
  
  体操をしてから、さあ出発。高座の滝茶屋の辺りで、ヘルメット・ハーネスなどを付けました。
  ヘルメットをかぶっただけで、もうわくわく!「山保険を4月からはハイキングコース卒業して登山コースです。
  ロープ、カラビナ、何でも来い!」と言ってると、Kさんからぐるぐると巻いたロープを渡されました。
  それを肩から斜め掛けにすると「どこから見てもクライマーだわ」とUさんが言ってくれはって。
  わーわーとはしゃぎまくり!それから、高座の滝を見ながら登って行きました。
  が、が、が、重い!なんとロープの重たい事。立ち止まった所で、思わずUさんに渡してしまいました。
  私はクライマーにならなくていいです(汗)
  
  そこがちょうどロープを使ってよじ登りする場所でした。ストックを預けて、両手・両足を使ってのよじ登り。
  なんておもしろい!!
  それから、飛び石が出てきました。石から落ちないようにソロリ、ソロリ。緊張しました。
  ロープを持って岩壁を伝い歩きもありました。なんとおもしろい。ロープ大好き!!
  
  風吹き岩でみんなで写真をパチリ。カメラは下から上の風吹き岩に向いてて、私達のバックは青空です。
  ステキ!
  晴眼者のアイマスク体験は、雨が降り出してきたので、残念ながらできませんでした。
  次回はしっかりとやっていただきましょう(笑)
  
  ヘルメットなどいろんな道具を貸してくださった方々、ありがとうございました。
  それにしても、それらの道具、とても重たいですねぇ。運んでくださって本当に感謝です〜!
  楽しい1日をありがとうございました♪来年もここでサポート講習会をしたいです!

    


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