(2011年3月度、金曜登山部例会報告) 中山(478m)大峰山(552m)登山(ミドル) |
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実施日 | 2011年3月25日(金) |
天 気 | 晴れ時々曇り |
参加者 | 視障:3名 晴眼:6名 合計:9名 |
コース | 阪急中山駅9:05〜小休止10:15〜中山頂上11:15(昼食)11:40〜 車道出会い12:25〜鉄塔下13:25〜大峰山13:59〜 JR武田尾駅15:40 解散 |
感 想 | |
例会当日は暑くもなく寒くもなく、絶好の登山日和。 中山寺の参道を通り、満開の梅を見ながら登山口へ。 コース中は展望に恵まれ、六甲連山や能勢の山々や大阪湾などが眺められました。 中山頂上までは多くの登山者と会うことが出来賑やかでしたが、大峰山に入ると行き交う人も ほとんどなく、静かな山行となり、お陰で自分達のペースで歩く事が出来ました。 |
参加者からの感想文 |
金曜登山部例会 中山、大峰山登山に「初参加」して |
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3月25日 サラリーマンの自分にとっては給料日。だが、毎月と変わらず銀行の口座に振り込まれるだけ。 家に帰って初めて「ハイ、今月分のおこずかい」と封筒入りの僅かな金額を頂けるのが給料日。 今日は金曜日だが、先週の土曜日仕事で愛知まで出張した為、代休で休みとして貰った次第。 東北大震災の発生で、12日14:30から長男家族(横浜で多摩川の近く)、次男家族(茨城県水戸)の 安否確認から始まり、原発の放射能汚染のレベル確認と、2家族の帰省やら、単身の子供達への食料 (インスタントの食料・缶詰)、電池、照明、カートリッジガスボンベ、ラジオ等の送付。 宅配が停止中なので、社用配送への依頼でしのぐ。疲れる2週間となった。 原発問題。津波被害が少なければ、即 現地調査に入るのが常だが、インフラの停止で車が用をなさない 東北では、調査も何も有ったものではない。そんなこんなで久方ぶりの山行となった次第。 梅田 阪急3階サービスST前で待ち合わせ。 20分前で1番乗り。Tさんと女性1名(初参加のKさん)、Tさんの知り合いとの紹介、Eさん、Sさん。 Oさんが見えないので、手帳を預かり切符の手配。窓口2箇所で説明を受け6名分を買う。初体験。 梅田から中山寺ない!中山でよいのか…、ともかく買う。初めての買い物は緊張の一瞬です。 後からOさんに笑われましたが。間違えば買い足せばいいのよ! ごもっともな一言でした。 中山に着いて、トイレが登りホーム(逆のホーム)の一番前、端から端で大変。 ただ ホームから、現地参加の3名の姿が見えたため、出口である階段を下ることなく道路わきの出口から 出ることが出来近道となった。 超ソフトの例会と違い、参加の皆さんの慣れと判断があるため、そうそう気を使うことがないのが楽。 中山駅前で体操。体をほぐし、組み合わせT―S、S―I、E―O、先頭 S。しんがり、K。中にK。 駅から中山寺の山門を入り境内へ。左右に花を見ながら信徒会館前を左に取り、紅梅、白梅の香をかぎ ながら梅林方向に下る。梅林は散り始めだが、敷地と、梅の植え付け数は多そう。 沢に降り、徐々に登りへ。金曜日というのに行き交う人は、トレーニング姿の人が多い。 コースとしての人気が高いのであろうか。 徐々に急登になり、途中35分で小休止、急登を詰、ゴルフコースを左に見、尾根筋で中山頂上へ10:55。 早い昼飯となる。コーヒー、手造りのケーキ、お菓子でゆっくりと食後を過ごす。同時に今後の山行をSさん より紹介がある。 11:40出発。下り道 長尾谷ダム 堰堤下で花摘み休憩 12:25車道出合。ここで組み合わせ変更。T―K、S―S、E―I、先頭 S、しんがりO、中にK。 道路から10mの岩場登りは、付けロープがあるが、三点支持で手を使う方が早い。 サポートを忘れKさんに怒られる。この様な場所に来ると、子供時代に帰り嬉しくなってはしゃいでしまう。 あとはただただ登り、道はそれなりだが倒木が多い。 倒木も色々だが、頂上近くでは赤松が多い。いつの強風で倒れたのか? Kさん曰く、この地域は季節ではマツタケが取れるそうであるが、山は荒れている。収穫も少ないだろうな。 道々にまだ芽が出たばかりのつつじが見られる。 今年は、寒いのか。頂上といっても見晴らしは利かず。立ち木の中。 後は下り。だらだらと下る。途中に休憩所らしき手の入れた場所が2箇所。よい休憩場所だが水場がない。 途中、アセビの大木に花が満開。香りを嗅ぎ、伊豆の天城山の二郎岳・三郎岳の稜線を思い出した。 あの時は花の香りに咽た覚えがある。下ると東屋があり休憩。椅子上に思い出ノートがあった。 中は小中生の感想か、しんどい、とか文句ばかり。 静かな山で、下の方には山桜の木もみられる良い場所なのに。 東屋から下って河に出る。廃線跡とのこと。桜の園の名前の場所。でも桜の開花にはまだ早い。 廃線跡も枕木のピッチはまちまちで一定でなく、間に敷かれた砂利も大きく歩きやすくはない。 歩きやすい場所を選べば窮屈になる。道沿いで左には川道沿いには桜の木、まだまだ若い。 数年後には桜の花の名所になりそうなほど本数が多い。 トンネル2つを抜け廃線跡を離れ、舗装道路を武田尾の駅へ。途中、白梅、紅梅と梅の木が3本。 香りがすばらしい、Eさんにはじっくり花の香を嗅いでもらった。 途中小用で時間を使いすぎ、武田尾の駅で階段を駆け昇り車上へ。 帰りは、途中、途中で3名の別れ、反省会は梅田の阪急側食堂の2階で。 サポートのやり方を聞いて、教えられることが多かった。 「される側とする側の意志の疎通をどう表現するか。 慣れと信頼が最大のものではあるが、やはり口に出して話をすることも必要だ」が結論であろうか。 今後に生かしたい。 金曜登山例会に初参加し、良い体験となりました。有難う御座いました。 又の機会を楽しみにさせて頂きます。来週からは桜の花見が始まります。 飲み過ぎませんよう、誰かさん、お気を付け下さい。 |