2012年3月度、超ソフト部例会報告
廃線跡歩きと桜の園報告
 



   

  実施日 2012年3月25日(日)
  参加者 視障:15名  晴眼:15名  合計:30名
  コース JR大阪駅御堂筋口 08:40 現地(武田尾駅)10:00
大阪駅〜JR普通電車〜武田尾駅・廃線跡往復 大阪駅解散16:00
  感 想

  今回も30名の多数の参加があり、内、毎日新聞を見て初参加された方が、女子中学生と
  その介助者、堺市のMグループ6名(交流参加)で非常ににぎやかな例会であった。
  
  大阪集合が26名と多かったので、サポート体制を発表し、ペアを組んでもらい、ホームへ
  移動し、08:59発の各停に乗車、武田尾駅09:50分頃に着、現地組4人と合流、駅前で
  改めて班分けとサポートを発表。私のサポートは、Iさん。
  
  約10分程、移動した所に駐車場が有り、ここでトイレ、説明と体操を行い出発。
  道路沿いの梅は咲いてはいるものの未だ満開ではない。 桜は蕾もつけていない。
  丁度1年前の3月27日に下見に来た時は、梅の花が満開で有った。
  それからすると今年は暖かくなるのが遅いのであろう。
  
  右手に武庫川渓谷の音を聞きながら歩く。
  やがて石段を上がり廃線跡の枕木の道が続く。武庫川渓谷の川幅は約30メートル。
  一つ目のトンネル。ここでサポーター全員に、懐中電灯を使用してもらい歩く。
  
  やや長めの二つ目のトンネルを出たところの桜の園下に11:10着。 
  これより少し階段を上がり、桜守の立て札が立っている所周辺一帯が桜の園と呼ばれている
  所だ。ここで桜守について、Iさんの解説を皆で聞く。
  静かな山に、Iさんの語りには魅力が有る。
  笹部新太郎(1887〜1978)、桜の研究、保護育成に生涯を捧げた人で、水上勉の小説「櫻守」
  のモデルになった人である。
  
  これより下り、武庫川の河原に降りる。 
  今回の例会は、初参加者、体験者が多く参加されていることもあり、サポート講習を食事の前
  に行うことにした。
  11:25、Sさん、Oさんに講師を務めてもらい、初参加の晴眼7名、視障1名、それに視障の
  会員がペアを組み、周辺の階段も含めて実際に歩いてもらった。
  また、弱視の方も多く参加されているので、弱視の方のサポートの、受け方についても講習して
  もらった。 
  
  食後は超ソフト恒例の誕生日会。
  3月生れは、初参加の一人と私を入れて4人、いつもより多い。
  私は65歳になるが、やはり祝ってもらうのは嬉しい。
  そして全員自己紹介をしました。
  
  今回は、毎日新聞を見て8人の女性が参加され、非常ににぎやかなで楽しい例会であった。
  また、参加してくださいね、お待ちしていますよ。
           





参加者からの感想文

超ソフト部例会 廃線跡ハイクに参加して

  初めに、この度参加させて頂き、有難うございました。
  私は障害者の方とご一緒の軽ハイキングとは知らずに行きました。
  何か違和感があり(自分の中で)、心苦しく、重かったです。
  でも、ペアーを組んで行動して行く中で、すっと溶け込んでいく自分がありました。
  皆さんがとても明るく、前向きに社会参加されてることに、喜びさえ感じることが出来ました。
  
  簡単にボランティアと言っていた言葉の重さにも気づく事が出来、するのではなく、させて頂いているの
  ですよと言われていたリーダーさん達の姿、私を信じてペアーになってくれた人(Wさん)が話された
  言葉の中で、「健康やから」どこへでも行く事が出来ると、喜びを全身で示して下さいました。
  
  私はいつも心も身体も健康であって欲しいと言い続けています。
  「健康やから」の言葉を聞いたことが、今回参加させて頂いた最高の心のボランティアを、反対に受ける
  ことが出来、本当に感謝しています。
  
  今回参加させてもらったメンバーも、一緒の気持ちだと思います。
  有難うございました。
    

廃線跡に参加して

  3月29日、CLのHさんよりTEL。何か感想文を書いてくれと厳命され、ペンを取ることにした。
  昨年までは冬眠していたが、今年は冬眠せず参加した。
  当日は前日と違い、良い天気に恵まれ、ハイキング日和だ。
  私は吹田駅より、H会長と現地集合地に向かう。大阪駅組と同じ電車となり、現地武田尾で下車。
  参加人数多く、2班に分かれる。
  
  Iコースリーダーの先導で出発。10分程歩いた所でトイレ休憩と体操をして、廃線道に入っていく。
  バラスが残っていても、枕木が残っているとは思っていなかったが、そんなに歩きにくい所もなく、電球の
  ないトンネルを、電池の光を頼りに2つ程抜け出る。
  
  武庫川の清流の素晴らしさ、多数の桜の木。そこは桜の園と呼ばれる所だが、まだ花は開花しておらず
  残念だ。さぞかし満開なら、見事なことだろう。時間が取れたら、満開時に来てみたいと思う。
  少し山を登った所に、水上勉の小説「櫻守」の碑があり、それを見学して桜の園に戻り、昼食をゆっくりと
  して、後は恒例のハッピーバースデーと自己紹介を済ませ、帰路につく。
  
  当日お世話になった方々に、書面を借りて、お礼申し上げます。有難うございました。
      


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