２０１３年２月度、山行部例会報告 比良山系、権現山雪中登山（ハード）

　　　

実施日	２０１３年２月３日（日）
天　 気	晴れ時々曇り
参加者	視障：6名　　晴眼：6名　　合計：12名
コース	ＪＲ大阪駅〜（新快速）〜ＪＲ堅田駅〜江若バス〜平（登山口）０９：４０〜 アラキ峠１０：３５（アイゼン装着）１１：００発〜権現山１１：５０（昼食） １２：３０発〜林道出合い１４：３０〜（タクシー）〜ＪＲ和邇駅１５：２０〜 ＪＲ大阪駅　解散
感　想
いいお天気で、風もそれほどなく良かったのですが、かんじんの雪が…。 　　１日の夜から２日にかけての雨で、かなり溶けていました。 　　何回か権現山に登りましたが、一番雪が少なかったですねぇ。雨には勝てませんね。（苦笑） 　　 　　下山では、いたる所で地道が顔を出していて、石、木の根がアイゼンの爪に引っかかって、 　　結構歩きにくかったです。 　　反省点としては、もう少し早めにアイゼンをはずしても良かったのではないかと思います。 　　 　　これまでは林道出合いからＪＲ和邇駅まで１時間４・５０分くらい、アスファルト道路を歩いて 　　いたのを、タクシーでぴゅーっと楽ちんで帰りました。 　　ちなみに、林道出合いくらいからＪＲ和邇駅までは、約２０００円、栗原バス停から和邇駅は、 　　約１０００円くらいです。 　　 　　参加者の皆さん、ありがとうございました。

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参加者からの感想文

権現山でアイゼンデビュー

今日２月３日は、昨年夏の北アルプス朝日岳と並んで、私にとって今年度の２大イベントのひとつになるで 　　あろう権現山の雪中登山の日でした。 　　昨年度も声をかけてもらっていたのですが、例会案内のレベルが「ハード」になっていたのと、なんでこの 　　寒いのに山へ・・という気持ちがありました。 　　そんな、ためらっていた私の背中をドーンと突いて、突き落として（すみません。間違いました。）押して 　　くれたのが、「アイゼン買い替えたから、靴に合うようならあげるよ。」とS代表の優し〜い言葉。 　　もう涙・涙でした。この代表の思いやりを無にすると、もう連れてってもらえないかも・・・。 　　仕方なく、それじゃあ行ってみようかなと。じゃなくて参加させて頂く運びとなりました。（笑） 　　 　　さて前置きはこれくらいにして、大阪駅から湖西線経由で堅田駅まで行き、バスに乗って登山口の 　　平まで行きました。いままでアイゼンなんて付けたことありません。今回は、ドキドキの山行です。 　　茶色かった地面が徐々に白くなってゆく。しかし今年の雪は、少ないらしい。 　　溶けかかってシャーベット状の所もあるし、時々地道が出てくる。 　　 　　今日は、天気も良く、杉（？）の木立の中を、滑らないよう注意しながらアイゼンを装着せずに、アラキ峠 　　まで登った。雪が少ないと、アイゼンを付けていると逆にまた歩きにくいらしい。ここで小休憩。 　　Iさんのあんころおはぎでエネルギーを補給し、Kさんにアイゼンをつけてもらった。 　　近くの雪の上を歩いてみた。少し足が重いけれど安定感があり、アイゼンでギュツと雪を踏みしめる感触 　　がいい。 　　 　　登るにつれて雪も多くなり、勾配はきついけれど、足元がしっかりしているので、そんなに気にならない。 　　足元ばかり向いて歩いていたのが、周りの景色を楽しめるようになった。 　　一面真っ白の世界に陽がふりそそいで眩しい。少し行くと、いっきに眺望が広がった。 　　夏山と違う景色に感激。 　　山頂直下の斜面を踏み固め、座る場所を作って、眼下に琵琶湖を眺めながら昼食にした。 　　 　　新緑の山もいいが、雪の山もなかなかいい。 　　昼食後、直下の急登の踏み跡のない所を転がるように下ってきた。 　　地道だと大変だろうけど雪があるのでなかなか楽しかった。 　　危険な所もなく、雪を堪能した初めての雪中登山でした。 　　 　　次回は、もっと雪が多くてもいいかな、なんて勝手なことを・・。 　　この度、わたくしめのアイゼンデビユーに際し、お気遣い頂いた皆さんにお礼申し上げます。m(__)m

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