2011年12月度、合同例会報告
高槻摂津峡芋煮会
 





    
  実施日 2011年12月4日(日)
  天  気 晴れ一時時雨
  参加者 視障:18名  晴眼:19名  合計:37名 (内非会員8名)
(交流)安岡寺小学校、音訳ボランティアN-BUN
  コース JR大阪駅 08:30発・・新快速・・JR高槻駅08:46着
JR高槻駅北09:10発・・高槻市バス・・南平台小学校前09:21着・・徒歩・・
野外集会広場09:30着 全員に名札配布、サポート組み合わせ、班分け、
交流参加の、安岡寺小学校の先生、音訳ボランティアグループの皆さんの紹介
野外集会広場10:00発・・徒歩・・野外料理会場10:10着 役割分担説明
野外料理・ハッピーバースデイタイム・あくあぴあ見学・・徒歩・・南平台小学校前
南平台小学校前14:48発・・高槻市バス・・JR高槻駅北15:00着・仮解散
JR高槻駅・・・・JR大阪駅  解散
昼食メニュー @ワイン・ぶどうジュース A焼きズワイガニ
B芋煮(奈良の地鶏、和歌山のきのこ、里芋、野菜、コンニャク)
C山菜おこわ Dチーズケーキ Eコーヒー F富有柿 
*ビール類は別途販売
  感 想

 *交流参加の皆さん、かざぐるまの芋煮会はいかがでしたか?
   満足して頂けましたでしょうか、またの参加をお待ちしています。
 *参加者が37名だったので2班に班分けをし、視障者と晴眼者のペアで各班の班長を担当して
   もらいました。
 *参加者全員が、野外料理の役割分担をし、マキ集め、ズワイガニのアルミホイル包み、かまど
   の焚き付け、芋煮鍋を作ったので、予想していたより早く出来上がりました。
 *撤収作業も皆で協力し、ゴミも所定の場所に集めて処理し、会場は朝来た時と同様、きれいに
   して去りました。
 *4月の例会の時は、帰りのバスの運賃精算が不手際で混乱しました。
   今回は、全員に運賃を手渡して乗車したので問題ありませんでした。
 *Hさんの野鳥や虫の鳴きまねは、いつ聴いても素晴らしいですね。
           





参加者からの感想文

高槻摂津峡芋煮会に参加して

  ハイキングクラブかざぐるまからのお誘いを受け、N―BUNから5人参加させて頂きました。
  現在会報を音訳しているS、他三名(S、K、I)とN(最初の音訳者)です。
  
  緊張していたのですが、バスの中で、皆さんの明るい声を耳に致しましたら、すっかり緊張もほぐれ、
  山の話などしているうちに、現地へ到着しました。

  Oさんに「こんにちわ!」と声をかけていただき、「Oさんだと思いながら、はじめまして、よろしく」と、
  とん馬な返事をしてしまったのは、まだ緊張していたのかも・・・。
  寺田町の事務所へもお伺いして、原稿、テープの受け渡し方法など、話し合ったことが懐かしく、
  思い出しました。
  
  公園入り口で、簡単な自己紹介をし、ペアの発表。私の相棒はSさんです。
  芋煮会場まで、内心上手くサポート出来るかなと心配しながら歩きだしたのですが、彼女はサポート
  され上手で、「ひじをかしてくださると安心して歩ける」「階段はサポーターの動きで分る」とか私のほうが
  学ばせて頂き、会話しながら楽しく歩くことが出来ました。
  
  イベントの昼食の準備、私達は焼蟹の下ごしらえ。ここでも視障の方の手早いこと、驚かされました。
  後は焼蟹と芋煮が出来上がるのを待つのみ。
  皆さんの、楽しい会話を聞きながら昼食、コーヒー、ケーキ、柿、お世話くださった方には感謝!感謝!
  です。芋煮は格別おいしかったです。
  
  祝誕生月、Sさんの笛の伴奏で、バースディソング大合唱、該当者のN−BUNのIさん感激していました。
  有難うございました。
  
  ペアのかたが、私達にはデイジー図書(録音図書)はほんとに助かっている。
  と話されていたことも、私達の励みになり、嬉しく思いました。
  自然の中で過ごす事は癒されます。視障者の多くの方が、楽しむことが出来れば良いと思います。
  体力も無くなって来たので、サポーとする自信はないのですが、機会があれば参加させていただきます。
  最後に無農薬のおみやげ有難うございました。
    

「かざぐるまの芋煮会」に参加して

  先日は、「かざぐるまの会の芋煮会」に参加させて頂き、本当にありがとうございました。
  「参加しませんか」というお誘いに「はい!」と返事はしたものの、当日が近づくにつれ、だんだんと不安な
  気持ち…。
  どんな話がよいのか?サポート??…したことがないなぁ…。
  
  仕事柄、いつも子供達には「何でもチャレンジしてごらん」「いろんな人達との出会いが大切だよ。」と言い
  ながら、一番尻込みしているのは、私かもしれません。
  でもアクアピアに着いて、あっという間に、そんな気持ちは吹っ飛んでしまいました。
  
  皆さんの温かい言葉、温かいサポート(私の方がいろいろな面で、サポートして頂きました!!)、温かい
  飲み物や食べ物や、ごちそうの数々!! そして晴眼の方々の、キメ細やかな気配りと、機敏な料理〜
  片付けまでの作業には、本当に学ばせて頂くことばかりでした。
  
  生憎の天候でしたが、ごちそうと楽しいお話に、あっという間の1日でした。視覚障害の方よりも、自分の方
  が見えていない、わかっていないことが多いということにも、気が付いた貴重な時間でした。
  皆様のお言葉に甘えて連れて行った子供二人も、帰り道「お母さん、美味しかったね。優しい人達ばっかり
  だったね。また行きたいね」と話していました。
  子供達にもとっても、貴重な時間になった様です。
  本当に有難うございました。
      

高槻摂津峡芋煮会

  師走4日(日)。この日は、おいしいものが食べられると、ずっと前より楽しみにしていた恒例の「かざぐるま」
  の芋煮会だ。晴れたり曇ったり、外気温は秋のなごりを残しているせいもあり、さほど寒さにふるえることも
  なく、防寒対策なしの、アウトドアにはまだまだ適当といったところである。
  
  うれしいことに、高槻摂津峡公園の青天井の下に40人余も集まれば、普段の例会参加者(10人、20人)に
  照らしてみても、「かざぐるま」の基礎体力をあらためて認識、盛り上がりもなかなかなものだ。
  
  さて、おいしいものの、しょっぱなに出てきたのは、先程より付近に「ぷんぷん」と食欲のにおいを撒き散ら
  していた「焼きがに」だ。この「かに」を食べるに当たっては、「ミ」を取り出すのがちょっと難点である。
  40人のざわめきも、しばらくの間沈黙が続く。
  「シーン」!どうやら「かに」は、完膚なきまで、おしゃべりを封じ込めてしまう力があるようだ。
  いやいや、まだまだプラスアルファーがあるのである。両手も取られてしまい、いかんともしがたいことに、
  ビールさえ口にできないなんて、何と「かに」こそ「おそるべし アハハ」。
  
  次いでは、本日のお待ちかね、熱々の象徴たる湯気を立ち上らせながら、副材料の具いっぱいの「芋煮」
  の登場だ。これは文句なくうまい。
  さてこの原始的料理、いつごろから食べられていたのだろう。「古事記」に海幸彦・山幸彦の物語がある。
  弟の山幸彦が、兄の釣り針をなくしてしまう話だ。「やっぱり、神代の時からのようだ」。こんなおいしいもの
  を神様が食さないはずはないと思えば「納得・納得」。
  古代の人々、みんなで火を囲み「芋煮」を食べながら、常に身辺にかかるのは村の存亡。真剣に語り合っ
  ていたことだろう。
  
  そして二十一世紀の今、高槻摂津峡、みんなで輪になり、古代より伝わる素朴な味、「芋煮」を食べながら、
  我々もやっぱり昔々の人達と相も変わることなく、同じに如く日本丸の行方に希望を託しているのである。
  来年こそは、きっと国民の信頼に足りる「おさ」が現れることを願いながら…。
    

心も体も温まった芋煮会

  恒例となった、納山祭も兼ねた年末の合同芋煮会。
  今回は、音訳グループ「N-BUN」のメンバーの方々や、安岡寺小学校の先生方との交流会ということも
  あって、参加者37名という大盛況でした。
  
  参加者全員で役割分担し、薪を集める人、カニをアルミホイルに包む人、芋煮鍋を作る人、カニを焼く人、
  Kさん手作りの山菜おこわを蒸す人など、ワイワイ会話を楽しみながら、でも要領良く、準備を進めることが
  できました。
  
  ワインで乾杯した後、次から次へと食べる、食べる!
  殆ど動かずに、こんなに食べたら後が恐ろしいけど、楽しいからまぁいいか!(笑い)
  って感じで、皆さん、飲みながら、食べながら、しっかりオリャベリと忙しかったですネ!!
  美味しいものを、気の合う仲間と食べている時が、一番幸せです。
  
  それと今回、私がとても嬉しかったのは、いつもお世話になっている音訳グループ「N-BUN」のメンバーの
  方々にお会いできた事です。
  私は長年、かざぐるまの会報編集を担当させてもらっていますが、編集後、その版下を「N-BUN」窓口担当
  者の方にメールでお送りし、音訳をお願いしています。
  月1回ですが、ずっと長年に渡って毎月メールのやり取りをさせて頂いているのに、一度もお会いする機会
  がありませんでしたから、是非お目にかかりたいと思っていました。
  それがやっと、実現出来たのです。
  
  現在、かざぐるまの窓口をして下さっているSさんが、私たちの交流の申し出を快く受けて下さり、皆さんに
  呼びかけて下さって、お忙しい中、5名のメンバーの方にご参加頂きました。
  Sさん、本当にありがとございました。
  その中には、私が主人の転勤で富山にいた時に、長く窓口をして下さっていた、山好きのNさんもおられ、
  「メールで山のお話をしたり、富山の様子を伝えて下さいましたね」と声を掛けて下さり、懐かしく、とても
  嬉しかったです。
  
  かざぐるまの会報は、会と会員をつなぐ大切な役割を担っていると思っています。
  例会の案内はじめ、例会には参加出来なかった方にも、例会報告や感想文で、楽しかった思いを共有して
  頂けますし、運営委員会で決定した事を、会員全員にお知らせする大切な役目もあります。
  その大切な会報を、長年、毎月音訳して頂いているからこそ、テープ会報という形で、視覚障碍者の仲間に
  届けられるのです。
  
  皆さんのご協力を頂いて、かざぐるまの活動が成り立っている事を、改めてありがたいと感じた一日でした。
  私は芋煮鍋の担当で、準備や後片付けでバタバタしていまして、お一人づつ、ゆっくりお話しする時間が
  あまりなく、失礼してしまった事が心残りですが、これに懲りず、また交流する機会があれば幸いです。
  皆さん、本当に楽しい時間をありがとうございました。
      

高槻摂津峡芋煮会に参加しました

  高槻市にある芥川の側にある、アクアピア公園の中にある野外活動の出来るかまど、水道設備のある
  場所を、今回も地元の会員さんのKさんのご尽力で、「かざぐるま」で独占状態でしたが、春の「竹の子
  三昧」の時とは人出は嘘のように少なく、事務局長のプログラム通りに進んだのではないでしょうか?
  
  今回はゲストが多彩で、少し緊張しました(嬉しい緊張でした)。お近くの方、遠くの方、様々でしたで
  しょうが、楽しんでいただけたでしょうか?
  
  帰りに高槻の周辺に生息している動物、鳥、淡水魚、植物の展示物を見てバス停へ、この日は、たまたま
  子ども向けに、実際に手で触れてみるコーナーが用意されていて、ほんの手のひらサイズですが、猪の毛
  を触る事が出来ました。何よりでした。
  心もおなかも満足で、家路に着きました。
  
  今回も計画から準備、調理、後方付けとお世話になりました。
  本当にありがとうございました。
      


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