交流登山報告 共に歩こう三瓶山へ




三瓶山山頂での集合写真 太田市駅前での集合写真

  実施日 平成21年10月24日(土)〜25日(日)
  主  催 広島歩く会「友遊」  山口「ささゆり会」
  参加者 視障:6名  晴眼:8名  合計:14名
  コース ミドルコース 男三瓶山 姫逃コース 約5時間
9:40交流の家 -- 11:35頂上 -- 12:00下山開始
13:40交流の家
  感 想

  主催団体からのお誘いがあり、14名で参加させていただきました。頂上付近が紅葉していて、
  天候にも恵まれた、すばらしい山行でした。さらに前夜の交流会では、おいしい食べ物いっぱ
  い、飲み物いっぱい、主催団体の楽しい企画で大いに盛り上がりました。
  
  特に山口ささゆり会から85才の女性が参加されていました。ご挨拶されていましたが、そのお
  元気さに脱帽です。
  私たちも日々のトレーニングに励んで、1日でも長く山を楽しみたいものです。
       





参加者からの感想文

「三瓶山」での出会い
  
  この秋は、私達「かざぐるま」には、とりわけ大きな山行予定はありませんでした。
  ところが、そんな退屈に変化をつけるかのように、突如として、広島の歩く会「友遊」の方から持ち上がっ
  てきた話です。一泊二日の「三瓶山」への登山のお誘いでした。
  
  実施期日は、10月24・25日。この秋の山行イベントに、「かざぐるま」からは、視障・6名、晴眼・8名の14名
  が個人山行として参加することになりました。
  さて、当日の一泊の夕べにあって必ず設定される催しプログラムが懇親会です。山口・広島・岡山・大分・
  大阪と会場は、百人くらいの人数が集い、その熱気の中で、皆さんわきあいあいと交流を深めていきまし
  た。こうなると宴は、大変にぎやかに盛り上がってくるものです。やがて、お酒の酔いも回り、楽しさの酔い
  も回り、宴も半ばに達した頃のことです。「皆さん こんばんは」。山口「ササユリの会」から参加されてい
  た女性の方より突然マイクを握り、話かけるように挨拶があったのです。
  
  「私が、この年齢にして、こうして登山ができるのは、視覚障害者の皆さんが頑張っていらっしゃるからで
  す。それを見るにつけ、私も頑張らないといけないと励まされ、そのおかげで視障者の皆さんの勢いにうな
  がされながら、いつも力をいただいているのです。」
  
  なんとまあ、うれしいスピーチではありませんか。謙虚で素直なお言葉です。伝わってくるやさしさに感動
  です。
  私は、全国どこの皆さんも、視障者と山を楽しもうと手をつないでくださる多くの人達は、同じような考えを
  持ってくださっていることに安堵しました。勿論この声、言うまでもありません。「かざぐるま」の中からも同じ
  考え方をしっかり聞いています。
  
  「私達も視障の人の頑張りにうたれて、一緒に行動して何かをもらう。そのことがとっても楽しいのよ」。
  この言葉は、「かざぐるま」晴眼者の会員皆さんを代表した思いと思っています。
  でも、「ほんと」!そんなふうに言われてしまうと、うぬぼれやのぼく、眼の見えないことって最高にいいこ
  となのかとつい、本気に思ってしまうのですから 「アハハ」。
  
  さて、話は宴席。次の言葉に会場は一瞬静まったのですが、間をおいて大きな拍手と驚嘆の声に包まれ
  ました。「私は今、八五歳です。日本の百名山もほとんど登り現在も登山を楽しんでいます」。
  場内は、高齢である彼女のパワーにド肝を抜かれ、もう感激。その感激の大きな渦を形成するように、
  私も痛くなるほど手をたたき、大声をあげて「すごい、すごい」!と叫んでいました。それにしても私は、そん
  な喧騒の中にありながら、頭の中では別のことを考えていたのです。浮かんでくるのは、尊敬すべく「かざ
  ぐるま」のモンスターマダムのお二人の姿です。
  
  最初は、T子ねえちゃん。20年先、いや30年先の様子です。柳井市から参加されている、今、私の目の前
  で語っている「ササユリの会」のこの人と同じように、周りの皆さんにでっかい感動と感嘆の心を通わせて
  いることでしょうね。
  
  お二人メは、「かざぐるま」のモンスターの象徴、まだまだお若いYさんです。
  明日の「三瓶山」登山の組み合わせは、ぼくからたっての希望のラブコールです。Yちゃんとペアーです。
  サポートの方お手やわらかに、どうぞよろしくお願いします。 
      


交流登山三瓶山に参加して
  
  宿泊代があんなに飲んだり食べたりして、驚くほど安かったのが不思議。夜の交流会もクイズやHさんの、
  恒例の口笛演奏等もあって楽しかったし、部屋に帰っての交流会も、義理で集まったのではなく、和やか
  で笑いが絶えなかってよかった。
  
  三瓶山は頂上は寒かったが、見晴らしも良くススキが風になびいて、きれかって、下りに他の会に出会っ
  て「又会いましょう」「元気で」声を掛け合って握手したリ、タッチして名残りをおしみました。
  
  それと何より心配した雨が降らなくて、滑って合羽を汚さなくてすんだ。
  JRの旅で車内で飲んだり食べたり、にぎやかにしゃべったり居眠りしたりして、楽しい旅でした。
      

三瓶山ハイク感想
  
  10月24日出発当日の大阪はどんよりと曇ったお天気でしたが、現地に近づくにつれいいお天気で、登山
  当日も、もちろんいいお天気に恵まれ、最高の登山日和でした。頂上ではススキが風になびいてその景色
  も良く、もう少しゆっくりできたらもっと良かったのになあーと思う感じでしたが、何分寒くて長く居たら風邪
  引きそう!とバスの時間の事もあり、少々慌てての下山でした。
  又機会があればゆっくり行きたい所ですね。三瓶温泉も楽しみたいですね。
   

三瓶山に参加して
  
  三瓶山交流会に参加させて頂きありがとうございました。初めての参加、しかも大勢の方達の参加にびっく
  りしました。夕飯の交流の場でのゲームや代表者の方の話とても新鮮で、前向きに考えさせられました。
  
  登山の方はバス時間の関係で少し気がかりだった様ですが、下山後、時間たっぷりありホッとしました。
  頂上の景色はススキで見事でしたが、強風で食事時間が精一杯の滞在時間でしたね。
  下界と頂上の差の違いを始めて実感しました。
  次回又行けます様がんばります。一両電車にも乗れたし、楽しい二日間でした。ありがとうございました。
      


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