2010年度10月 京都北嵯峨例会報告 |
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実施日 | 2010年10月24日(日) |
参加者 | 視障:12名 晴眼:11名 合計:23名 |
コース | 集合:JR大阪駅御堂筋口 9時10分 現地:JR京都駅中央改札口 10時 京都駅10:20バス発〜11:10着〜広沢の池11:35(昼食)13:20発〜 大覚寺大沢の池14:00〜嵯峨釈迦堂14:30〜落柿舎14:50〜 嵐山トロッコ駅15:10〜嵐山渡月橋16:10解散 |
感 想 | |
バスの終点山越え仲町に降り、枝ぶりの良い木々や灯篭、鞍馬石など庭の材料が両側に 一杯置いてある道を通り抜けると広々とした広沢の池が見え、東屋がある所で昼食。 最初に自己紹介をして連絡事項、 サポート講習をしてやっとおあずけになっていた、おいしい Kさん特製のキノコ汁、コーヒー、Oさんの柿その他色々頂き満腹になって出発、広々とした 田園地帯を通り、大沢の池では和歌で有名な奈古曾の滝の由来をKさんに聞き、嵯峨釈迦堂 では無形重文の狂言を見、落柿舎の前を通りトロッコ駅で休憩、嵐山に出て渡月橋の手前で 解散しました。 歴史に色取られたシットリした道で、この報告を読まれる頃には紅葉に染まってきれいでしょう。 |
参加者からの感想文 |
嵯峨野の秋を歩く |
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本当をいうと少し迷っていた。それが例会の一週間ほど前になった頃、Kさんから電話があった。 「おいしいキノコ汁を作るから来て下さい」という。Kさんがいうといかにも美味しそうに聞こえる。 その声に背中を押された。 長かった猛暑も過ぎ去ってやっと秋も本番という季節になっていたが、午後には雨が降るという予報だっ た。そしてそれが当たってしまった。 京都駅から乗ったバスが嵯峨野に着いた頃はまだ薄日が漏れるほどの空模様だった。 歩き出してほんの少しで広沢池に着いた。静かな水面の彼方に見える山並みはまだ緑に覆われていて 紅葉にはまだ少しかかりそうだった。 昼食場所にと用意された園地は広沢池を半周した辺りにあった。キノコがたっぷり入った大鍋が2つコンロ にかけられた。それが出来上がるまでの待ち時間をということで自己紹介から始まり、これからの諸行事 の説明などがあった。 続いてサポートの講習になった。 例会参加をしばらく休んでいたせいで参加者の顔ぶれがずいぶん入れ替わっている。お顔と名前が一致 しない、これは私の不徳の至りと反省だが、講習が始まってみるとサポートロープの長さが変わっている のには驚いた。長過ぎるように見える、何故そんなに?と続く説明に耳を傾けた。短いと前の人の靴を 蹴飛ばすことがあるので歩き難いという話になってこれは納得だと思わずにはいられない、何度か後ろ から蹴られたことを思い出した。 気がつくと鍋が沸騰しそうだった。というわけで話が終わり、やっとキノコ汁にありつけた。だしが効いて 文句なしに美味い。もう一杯とお替りを所望した。この頃から小雨が降り出した。 午後は、千代の古道という歴史の道を歩いて大沢池の幻の滝跡を見た。清凉寺境内の舞台では大念仏 狂言が行われている最中だった。ちらりとだけ覗き見して先に進んだ。 亀山公園に入ると木立の中にある周恩来の詩碑の側に1人でポツンと警備員が立っているのを見た。 尖閣諸島からの日中問題のせいだろうがご苦労さんなことだ。 小雨の降る渡月橋が望める川沿いまで歩いたところで解散になった。 橋を渡って阪急で帰る人たちを見送ってから京都駅経由で奈良の自宅に帰った。 家に帰ってから古いサポートロープを外して今日貰った長いロープと取り替えた。 でもこの外した短いロープには想い出が一杯に詰まっている。今までに何人の人たちと一緒に野山を歩い たことだろう。 もう使うこともないだろうがこの赤いロープはしばらく机の上に置いておこう。 |
き の こ 汁 |
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今回、10月21日(日)超ソフト部例会、「北嵯峨野・池巡り」に参加しました。 この日の参加者は20数人と、とてもにぎわい、大変多くの皆さんがこの日を楽しみにされているのが よくわかりました。 今年の夏は、例年にない猛暑。多くの人達を熱中症にまで追いやった、あの怪物はどこへ行ったので しょう。ようやくしのぎやすい季節のおとずれです。 今日は、二つのプレゼント! あいにくの曇り空。天からの贈り物は、涼しさを添えるちょっとしたおしめりです。寒くもなく、暑くもなく 最高の日和でした。 もう一つは、人からの贈り物です。Kさん手作りの「きのこ汁」です。いつものように、前の日から下ごし らえ、当日は、食材、鍋に燃料とザックを大きくふくらませて搬送。現場では、クッキングと配膳とまあ、 一手にお任せ。最後には、コーヒーまでふるまう…。このあざやかな手さばきには脱帽、全く敬服です。 「ごちそうさまでした」。 ところで、お椀のなかみですか?そんなもの覚えていません。とにかくお椀の中は、秋いっぱいでした。 |
2010年10月度 超ソフト部例会 京都北嵯峨池巡りときのこ汁に参加して |
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10月24日 朝涼しいのかな?の感覚で、大阪御堂筋口の待ち合わせに。 なんとは無く蒸し暑い感じ。今朝、雲は高いが、昼からは崩れ、雨の予報。 大阪駅御堂筋口改札、常日頃、大阪駅は昇降しているが、場所を指定されるとどの位置なのか定かでは ない。標示を確認して、南口と御堂筋口の近くで仲間の皆さんを探しうろうろ。改札口の外で白い杖を 確認し外へ。見えている小生でもこんなのだから、不自由な方は大変と常に思う。 かざぐるまの歌でも作り目印に? 着メロの曲で、合図とするか? 全員集まり、集金作業、手帳を預かり、切符手配。 何時もながらの流れですが、リーダー、サブリーダー大変。ご苦労様です。 9:15 新快速で出発。高槻で合流があり一路京都へ。 中央改札前で、「便所に行っておいた方が良いよ」の声でホームの端まで歩く。 「京都駅は広いな」の声、ごもっともです。 9:44〜10:05 皆の集まりを駄弁りながら待つ。全員集合。 10:15 妙心寺行きのバスへ。バス乗り場を間違えたの誰。 烏丸通り北へ〜四条通り西へ(壬生寺停留所通過時、新選組の屯所この辺) 〜西大路通り北へ〜北野から宇多野病院前〜 妙心寺ロータリーへ 11:05 終着のバスターミナル。 歩き出しから植木栽培地区、植栽、庭石、焼き物、陶磁器が並ぶ。 見るものは色々、秋の色は実った柿、枯れかけた彼岸花。 柿の実を一つ、色付いていたのを戴きましたが、甘いか、渋いか、は感知していません。 誰かさん食べなかったでしょうね。渋柿だったらごめんなさい。 11:30 広沢の池。人口の池ですが広い池でした。甲子園球場 3面ぐらい、湖面を網で区切って居まし たから鯉、鮒、などが育てられているのでしょう。 外周には桜の木、道路側の一部には石榴の木もあり、赤い実に熟れてはじけそうな感じでした。 児神社の広沢池の説明を、Oリーダーの美声で詠んで頂きました。平安の時代に帰りました。 11:45 待望のきのこ汁です。 でもお汁が出来上がるまで、サポート講習です。10月10日の全国交流会でも各地区のサポート のやり方の発表があり参考になりましたが、今回は、それも紹介され、かざぐるまの事例発表で、 S山行部長とOリーダーコンビで行なわれ質疑応答もあり、盛り上がりました。 12:10 お汁が出来上がりました。皆さんお椀を持って集合です。 でも、汁椀を忘れた方がいました。最大のポカです。 頂いたお汁の味は最高でした。Kさん曰く、どんな料亭にも負けないと、納得です。 皆さんお代わりの連続で、最高は三杯のツワモノも。 雨が落ちてきましたが、食い気は雨をも吹き飛ばしていました。 食後のコーヒー、差し入れの和歌山名産「九度山、・・・ 4種の柿の名前が出ましたが覚え切れ ませんでした。色々のお菓子の差し入れで恒例の誕生会も終わり、雨の中を歩き出しです。 田んぼ、畑、作られている野菜は色々「ほうれん草」「小松菜」「大根菜」「白菜」まだまだ「オクラ」 「大豆・・・枝豆」面積も農家平均6反を超えています。植わっている花、木、田舎を思い懐かしく 歩きました。 人家が多くなってきたところで大覚寺、大沢の池です。あ!途中で迷い京都駅に帰られた方、 摘み草で遅れた方、色々有りました。まだ人の多い場所ですから許せますが、山の中では厳禁 です。皆でカバーを! 大沢の池、大覚寺(平安時代初期の天皇退位後の隠居所)権力の象徴の結果です。 今回の散策場所 北嵯峨の謂れ。 皆さん、嵯峨天皇をご存知でしょうか?平安京の始まりは桓武天皇に始まり、嵯峨天皇は桓武帝の子供に あたります。この方は現代の警察庁に当たる護衛部隊を天皇直属につくり平安の世を安定させた方で、 大覚寺も自分の離宮として、大沢の池も中国の洞庭湖を似せてつくり、月見など風雅な遊びに興じたことで しょう。 没後 嵯峨天皇の称名が広がり、それからはこの地域を嵯峨野と呼ばれるようになったとのことですが、 私が知る限りでは、日本の三筆「空海」「橘 逸勢」「嵯峨天皇」であったな、くらいの記憶。彼の文字は 気性が表われ、見ごたえのある筆勢の書です。 次が清涼寺、奉納狂言が行われていました。 雨の中、傘をさしての見物の方が多く、少しの時間見させて戴きました。 歩くこと、しばし嵯峨トロッコ列車乗り場に到着、休憩です。 さすが女性群、即アイスクリーム売り場へ、男性陣はお茶、コーヒー。良く有る光景でした。 歩くのも終盤です。保津川の川端に出ました。ここで解散です。京都からの集合者はここでお別れです。 Sさん一日後案内有難うございました。 大阪方面組は、渡月橋を渡り、阪急嵐山駅へ。 15:00 リーダーの切符手配、改札をくぐり先発で何名かの方は、先に乗り込まれました。 次発を待つことしばし。皆が携帯を取っています。誰かが「あ!」と大声を上げました。 Sさんが改札前で待っている。何名かが走り出しました。こんな事の多い、一日でした。 でも雨の中「わいわい」話し声は途切れないし、美味しい「きのこ汁」は味わえたし、楽しい一日でした。 寒さがやってきそうな季節になって来ました。風邪など引かれませんようお元気でお過ごし下さい。 又の「お会いできる機会」を楽しみにしております。 |
2010年10月度 超ソフト部例会、京都北嵯峨池巡り |
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天気予報では、雨が心配。でも集合の現地、JR京都駅中央改札口では、23人で、にぎやかです。 用水池として作られた広沢の池から、のどかな田園地帯を通って、大覚寺前を通ったのは、ずうっと前 なので、うる覚えですが、なつかしいでした。 大沢の池の、そばを通って野原を歩いていると、撮影帰りの昔の農夫に出会ったり、のどかな感じでした。 さあ昼食、きのこ汁。ええ、まあまあとびっくりしましたが、「やあ、美味しいなぁ」とあつかましくも、おかわりを いただいてしまいました。2杯目を口にしかけたら、ポツリと雨が・・・・。 ゆっくり味わいかけたのに、急いで食べなければならなくて残念でした。 うちの汁物は甘さ控えめですが、とても美味しいでした。 狭い東屋に待機して、暑いコーヒーもいただきました。23人もいるのに何人もおかわりできるなんて、Kさん のいろんな配慮や、関係していただいた皆さん、ありがとうございました。 紅葉はまだでしたが、あおさぎなどいて…。あれは「けり」よとOさん。「けり」なんてはじめて聞きました。 背中と頭が灰色で、ハトぐらいな大きさで、チドリ科だそうです。 小雨が降ったりやんだりしています。私は、竹やぶはタクシーで通ったりしていますが、垣根が竹でできて いるとは知りませんでした。 藪の中は、少しの雨ならかからないでしょうが、管理が大変でしょうね。 竹やぶを、出たぐらいから嵐山駅に行く途中で本降りになってきました。 今日のコースは、よく行っているような所だと思っていましたが、少しづつ違っていて面白いでした。 皆様ありがとうございました。 |
超ソフト部例会 キノコ汁 |
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京都北嵯峨池巡り例会。 京都でも静かな観光地だろうと思いながら、キノコ汁に魅せられて参加して来ました。 JR京都駅から市バスに乗り、まずは広沢の池。バスを降りてから歩き始めると空から少しづつ雨が 落ちて来ました。雨が降ったり止んだりする中、昼食です。キノコ汁の出番です。 椎茸、エリンギ、えのき、ブナシメジ、マイタケなど入った温かいキノコ汁、美味しくて心まで暖かくなりました。 Kさん、キノコ汁ありがとうございました。 |